育児を開始すると、○月○日、はじめてお風呂に入った、はじめて笑った、はじめてママと言った、とかの たくさんの記録をしておくものなのかな?
子供が大人になったとき、親がそういう記録してくれていたものを見ると、ジーンとしちゃうだろうな。
うちの母の父親は 彼女が2歳の時に亡くなったそうだ。
私からしたら祖父である彼は、母の たくさんの「はじめて」を きちんと文字で記録していたんだって。
りんたが生まれてから 彼女は そのことを初めて私に教えてくれた。
だから、私もせめて このブログに いろんなことを記録しておこうと思う。
今日書いておこう!と思ったことは りんたが 先天性代謝異常検査で再検査になったときのこと。
これは 私の 「はじめてのオロオロ」 の記録だな。
りんたが退院してきて数日後、産院のベビー室の人から電話がかかってきて、「赤ちゃんの先天性代謝異常の検査で、再検査の結果がきていますので、再検査に来てください。」という連絡をもらった。
このとき私の頭の中は真っ白になってしまい、すぐにネットで先天性代謝異常とやらを調べた。
おびただしい数の病名。何がなにやらさっぱり分からず、母に再検査の知らせを伝えた。
彼女は私に、「親になるって、そういうことなんだよね。一つ一つ事あるたびに、『ホントに育ててくれるの?』って赤ちゃんから試されているんだよ。心配させられちゃうね。でも、きっと大丈夫よ。 りんは元気だから!」って言ってくれた。
だんなさんも色々ネットで調べてくれて、母と同じことを言ってくれた。
「りんたは 大きいし元気だから、きっと大丈夫だよ」
そして再検査に りんたを連れて病院へ行った日、担当の看護士さんがとてもやさしい人だったことが 本当に嬉しかった。
「再検査の子でも 大体は 異常なしで 結果が戻ってきますよ。この子は元気だし大丈夫だと思いますよ。 そんなに心配しないでも大丈夫。」
と、不安でたまらず質問をし続ける私に 笑顔でやさしくそう言ってくれました。
不安で不安でたまらない間中、母乳の出が悪くてびっくりした。ストレスや心配事が一番よくないんだって。後日、産院の80過ぎのおばあちゃん看護しさんから教えてもらった。
母乳を止めようと思ったら、その人のことを脅かすのが一番だよ、って。
妊娠したときからだけど、心理状態が体に及ぼす影響がものすごい、ということを本当に思い知らされた。
再検査の結果を待つ間、なるべくリラックスするように心がけたら、母乳はまた出るようになった。
そして2週間後、「異常なし!」の結果連絡をもらい、ホッと一安心。
あ~、本当に良かった~!
検査結果を待つ間中、生きた心地がしないものなんだね。
そのあと、実は自分の胸にもしこりができちゃって、自分も乳がんの検査したりして、そのときもドキドキだったな。お乳が乳腺に詰まっていただけでしたが。。。。
いやはや、まったく出産直後はいろんなことがありました。
一度にあんなにいろんな経験をしてもなお、 赤ちゃんが泣けばおっぱいをあげて、夜もろくろく眠れず、母というものは 赤ちゃんに育てられ 強くさせていただくものなのですね。