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四つ目屋

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うたをうたう 父さん


りんたくんの お風呂は、いつも 父さんが入れてくれる。

生まれてすぐは、ベビーバスで 私と私の母がいれていた。
これはもちろん 私が実家にいたせいもあるけど。

それで、笠間の自宅に帰ってきてからは 大きいお風呂に りんたくんはお父さんと一緒に入っている。

最初は おっかなびっくりの新米パパママは びくびくしながら 2人がかりで お風呂にいれていたのだけれど、慣れてきてからは、 父さんは1人でりんたをお風呂に入れることができるようになった。

毎日 りんたくんと父さんは2人で バスタイムを楽しんでいる様子。

いつもお風呂が終わると、おわったよー!の合図に ピーピーって合図がなるのだけど、

昨日は、 そろそろ出る頃かな と思い、そーっとお風呂場のドアの前に立ってみると、父さんはりんたくんに歌を歌ってあげていたり、 お話をしていたりするのを聞きながら、 なんだか ジーンとしちゃった。

男の人っていうのは 赤ちゃんが実際に生まれてからじゃないと 腹が決まらないらしい、というのをテレビで見たことがあった。

それも仕方の無いこと。母親はそのお腹に命を宿した瞬間から母になるが、男の人には どうも実感がわかないらしい。

うちのだんな様は 昔よく、「こどもって どう接したらいいのか分からないんだよね」 と、言っていた。

でも、我が家に赤ちゃんが生まれると、だんな様は とても赤ちゃんを可愛がってくれた。

私は嬉しかったし、安心もした。

今朝も りんたがぐずぐず ぐずっていたら、父さんが歌いだした。

りんたは その歌声に耳を傾け、その顔に笑顔を浮かべている。

ジーンとしちゃうよね、そういう瞬間って。

なんかいいな~って思う朝でした!
# by vivianmadokita | 2011-12-18 10:26 | 育児

記録


育児を開始すると、○月○日、はじめてお風呂に入った、はじめて笑った、はじめてママと言った、とかの たくさんの記録をしておくものなのかな?

子供が大人になったとき、親がそういう記録してくれていたものを見ると、ジーンとしちゃうだろうな。

うちの母の父親は 彼女が2歳の時に亡くなったそうだ。

私からしたら祖父である彼は、母の たくさんの「はじめて」を きちんと文字で記録していたんだって。

りんたが生まれてから 彼女は そのことを初めて私に教えてくれた。

だから、私もせめて このブログに いろんなことを記録しておこうと思う。


今日書いておこう!と思ったことは りんたが 先天性代謝異常検査で再検査になったときのこと。

これは 私の 「はじめてのオロオロ」 の記録だな。

りんたが退院してきて数日後、産院のベビー室の人から電話がかかってきて、「赤ちゃんの先天性代謝異常の検査で、再検査の結果がきていますので、再検査に来てください。」という連絡をもらった。

このとき私の頭の中は真っ白になってしまい、すぐにネットで先天性代謝異常とやらを調べた。

おびただしい数の病名。何がなにやらさっぱり分からず、母に再検査の知らせを伝えた。

彼女は私に、「親になるって、そういうことなんだよね。一つ一つ事あるたびに、『ホントに育ててくれるの?』って赤ちゃんから試されているんだよ。心配させられちゃうね。でも、きっと大丈夫よ。 りんは元気だから!」って言ってくれた。

だんなさんも色々ネットで調べてくれて、母と同じことを言ってくれた。

「りんたは 大きいし元気だから、きっと大丈夫だよ」

そして再検査に りんたを連れて病院へ行った日、担当の看護士さんがとてもやさしい人だったことが 本当に嬉しかった。

「再検査の子でも 大体は 異常なしで 結果が戻ってきますよ。この子は元気だし大丈夫だと思いますよ。 そんなに心配しないでも大丈夫。」

と、不安でたまらず質問をし続ける私に 笑顔でやさしくそう言ってくれました。

不安で不安でたまらない間中、母乳の出が悪くてびっくりした。ストレスや心配事が一番よくないんだって。後日、産院の80過ぎのおばあちゃん看護しさんから教えてもらった。
母乳を止めようと思ったら、その人のことを脅かすのが一番だよ、って。
妊娠したときからだけど、心理状態が体に及ぼす影響がものすごい、ということを本当に思い知らされた。

再検査の結果を待つ間、なるべくリラックスするように心がけたら、母乳はまた出るようになった。

そして2週間後、「異常なし!」の結果連絡をもらい、ホッと一安心。

あ~、本当に良かった~!

検査結果を待つ間中、生きた心地がしないものなんだね。

そのあと、実は自分の胸にもしこりができちゃって、自分も乳がんの検査したりして、そのときもドキドキだったな。お乳が乳腺に詰まっていただけでしたが。。。。


いやはや、まったく出産直後はいろんなことがありました。

一度にあんなにいろんな経験をしてもなお、 赤ちゃんが泣けばおっぱいをあげて、夜もろくろく眠れず、母というものは 赤ちゃんに育てられ 強くさせていただくものなのですね。
# by vivianmadokita | 2011-12-09 13:07 | 育児

フレンチトーストの思い出


フレンチトーストの思い出_e0116741_1019192.jpg



さっき、かしゃま文化会館のブログで フレンチトーストの写真をながめてたら 思い出したことがあった。

大親友との思い出。

みきちゃん。 私の大親友。

彼女と私は、よく一緒に 何かを食べることが多かった。

それというのも 彼女は 超スタイルがいいのに、胃下垂の大食いだからだ!

でも 基本的に美味しいものを食べることがすきなのだ。

私たちが中学生くらいのころまでは 水戸の町にもたくさんの喫茶店があった。

名前は忘れちゃったのだけど、南町の はまの っていうかばん屋さんの二階にあった 薄ぐら~~~い喫茶店によく行っていた。

テーブルとイスは 重厚な木材で作られていて、 でこぼこしてたっけな。

店内は結構広くて、カウンター席もあったよな。

夏休みに 図書館で一緒に勉強しよう!なんて言って集まるんだけど、 結局 休憩、休憩!とかいって その喫茶店に行って 食べていた。

そこの 裏メニュー!

フレンチトースト!

なんでみきちゃんは そこの裏メニューなんて知っていたんだろう?

たぶん 私が人生で始めて食べたフレンチトーストが それだった。

感動しちゃって、これ どうやって作るんだ?!
って 店のおばちゃんから教えてもらって 家でも作ってみた、 気がする。

粉のお砂糖がかかっていて、 メープルシロップも たぶん かかってた。

美味しくて、美味しくて!

そこの喫茶店では いろいろ食べてたけど、 フレンチトーストが一番美味しかったな。

みきちゃんとは、本当に色々さぼって 一緒によく食べてた。

私たちお金持ちだったな。あんなに 食べてばかりいたんだから。

ファミリーマートの 骨付きソーセージとか まるごとバナナとか。

泉町3丁目のバス停前にあった パン屋さんにあった 揚げてあるチーズパンも絶品だった!

それから 京成の2回にあった 喫茶店の ババロアもみきちゃんが 教えてくれた。

今年の夏 懐かしくなっちゃって、そのババロアを探し当てて みきちゃんにも 買って行ってあげたら、彼女は覚えていなかった。。。

みきちゃんらしい。

そんなみきちゃんも 2児のママになった。

私の子供と みきちゃんの次女が 同級生になった。

みきちゃんは 私の予定日の数日前から、

「どうした?!生まれた?」

って、なんども電話をくれた。

彼女は 本当にクールな性格だから、これは彼女と20年以上付き合ってきた私には、とても驚いたことだった。

どんなに長く付き合ってても、その人の知らない一面って あるんだね。

という私に、だんな様が、

「みきちゃんも、みんなも すごく まどかの赤ちゃんを楽しみにしてくれているんだよ」

と、言ってくれたっけな。

本当に みきちゃんは 私の赤ちゃんを一番 楽しみにしてくれていたみたいだ。



みきちゃん。これからもずっとずっと仲良しでいようね。

お互い大人になっちゃって、時間作るの難しくなってきてるけど、昔みたいに 美味しいもの 一緒にいっぱい食べようね。

フレンチトーストでみきちゃんを思い出した朝でした。
# by vivianmadokita | 2011-12-08 10:20 | 未分類

かしゃまデビュー!


本日、りんたくんは めでたく かしゃま文化会館デビューをしてきました!

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矢口さんの展示初日ということで たくさんの方々に囲まれての デビュー!

私は ひっさびさ~~~~に かしゃまで のんびり おやつとチャイをいただくことができて、本当に 本当に幸せでした。

食堂長のアップルケーキとマーブルパウンドケーキ、美味しかった~!

チーズケーキだと思ったら アップルケーキだった~・・・・のあやさんのひとことに、
「あ~、 かしゃまに(笠間に) 帰ってきたんだ~」 と、ほっとしちゃいました。

矢口さんの展示、非常に面白いです!

かしゃまが外国みたいになっているので、みなさん是非ご乗車を!

私もまた ゆっくり乗車するんだ。



あ~~~~!それにしても ほんとうに 楽しいひと時でした。

ありがとう!



★おまけ★


午前中は Ota glass studioさんへ おさんぽに行ってきました。

おさんぽも 本日デビュー!

天気のいい日は これからも少しずつ 歩こうと思います!

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# by vivianmadokita | 2011-11-30 18:01 | daily

大丈夫!


昨日は 息子を産んだ産院へ 息子のおへそを 診てもらいに行ってきました。

産後、何度もその産院にお世話になっているのだけど、最近 中国人や韓国人の妊婦さんを多く見かける。

会計を待っていると、隣に座った妊婦さんが話しかけてきた。

「何ヶ月(なんかげちゅ)ですか?」

と、訛りのある日本語で 聞いてきたのだ。

「まだ1ヶ月とちょっとですよ」

と、答えると、今度の日曜日が出産予定日という この妊婦さんとのおしゃべりが始まった。

韓国人の彼女。

韓国では 産院は 出産後3日程度で退院し、その後 産後のママのケアをしてくれる 施設?病院?みたいなところに 入るそうだ。
そこでは全身のマッサージや、授乳や育児のことはもちろん、様々なケアを万全にしてくれるそうだ。

日本にも そいういうところあったらいいのにね。絶対人気出るよね。

彼女は、 予定日もうすぐなのに 赤ちゃんぜんぜん下がってこない、って とても不安そうに話していた。 赤ちゃんも私も大きくなりすぎたらいけないから、一生懸命 毎日動くようにしている、とも話していた。彼女は自分から先生に 早めに入院したいです、と言ったそうだ。
彼女が生まれたとき、彼女のお母さんは帝王切開だったから、自分も手術になったらどうしよう、と話していた。赤ちゃんは未だに毎日毎日おなかを蹴飛ばしてくるから、痛くて眠れないって。。。

だから、私は私の出産経験の話を 彼女に話した。

誘発入院で 陣痛始まるまでに3日かかったこと。
誘発剤は 普通の陣痛よりも 痛いこと。
私の赤ちゃんも あなたと同じように 最後の最後まで下がってこなかったこと。
下がってこない(出たがらない)赤ちゃんは ママのおなかの中の 居心地がいいんだって ということ。

でもね、それでも 必ず 生まれてくるよ。っていうこと。

私も 産前、出産に対して 不安で不安でたまらなかったのだ。

そんなとき、友人が私に言ってくれた言葉。

必ず生まれてくるから 大丈夫だよ!

妊婦さんは それが初産ならなおのこと、 とても不安なものなのだ。
韓国人のその妊婦さんの言葉や その声のトーン、顔の表情からは 彼女の不安が全身で伝わってきた。

だから、私は 彼女に 大丈夫だよ、ってことだけを伝えたかった。

産院だけでなく、世の中の看護士さん、そしてお医者さんたちには 患者さんの不安な気持ちを受け止めて、少しでも安心させてあげて欲しいです。

頑張ってね、じゃなくて 一緒に頑張ろうね、って言ってくれたらいいのにね。

病院へは みんな 大きな不安を抱えていくのだから、 行った先では 少しでも その不安を和らげてあげて欲しいです。

韓国人のあの彼女にも もうすぐ かわいい赤ちゃんが生まれてくるんだね。

名前も知らない まったくの他人だけど、 心から祈りたくなる。

無事に赤ちゃんが生まれてきますように。
# by vivianmadokita | 2011-11-01 13:33 | おもひ